この記事ではこんな疑問を解決!
本記事は、上記のような疑問を解決できる記事になっています。
これからご紹介する20代向け新NISA戦略を読めば、20代の若いうちからでも新NISAを始めるべき理由が理解できます。
2021年3月から旧つみたてNISAを始め、現在も新NISAで運用している私が初心者の方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
当ブログの記載内容に関しては、万全を期しておりますが、内容を保証するものではありません。
また、当ブログは特定の金融商品、投資商品を推奨するものではなく、いかなる損害・損失についても一切の責任を負いません。
投資は必ずご自身の判断と責任で行なってください。
今すぐ20代から新NISAを始めるべき最大の理由
新NISAはその年の1月1日時点で18歳以上であれば始められます。学生であってもOKです。
つまり20代であれば誰でも新NISAを始めることができます。
そんな20代が新NISAを始めるべき最大の理由は、時間を味方につけられるからです。
早くから投資を始め運用期間を長くすることで、損失が出る可能性を限りなく低くできます。
さらには、あのアインシュタインが人類最大の発明と言ったとされる「複利」を最大限に活かすことも可能です。
実際に私も20代後半から旧つみたてNISAを始めて、複利の効果を実感し時間を味方につけることの大切さを感じていますよ!
20代のうちに投資を始めて本当に良かったです!
20代から新NISAを始めるメリット2つ紹介
ここでは20代から新NISAを始める2つのメリットをご紹介します。
- 複利効果を最大限に活かせる
- 世の中の経済ニュースが分かるようになる
1|複利効果を最大限に活かせる
メリットの1つ目は、複利効果を存分に活かせることです。
複利のすごさを知ってもらうために「72の法則」という計算式をご紹介します。
お金が2倍になる時間が簡単に分かる計算式で、「72÷金利≒資産が2倍になる年数」となります。
計算しやすくするために投資利回りを7%とすると「72÷7≒10.3」で、約10年で2倍の資産になるイメージですね。
単純計算ですが、投資利回り7%が50年続くと仮定すると、資産は10年ごとに倍に増えていくので、10年で2倍、20年で4倍、30年で8倍、40年で16倍、50年で32倍にもなっちゃいます。
もちろん現実はこんなに甘くないですが、運用期間を長く取れる20代こそ、新NISAを有効活用するべきと言えるでしょう。
「72の法則」は便利なので覚えておきましょう!
2|世の中の経済ニュースが分かるようになる
メリットの2つ目は、お金に関する知識が増えることです。
「円高・円安」や「日経平均株価」などの経済用語に興味が出て、世の中の流れが分かるようになるでしょう。
学生であれば、就活の際に時事情報として有効活用できるかもしれませんし、仕事で役立つことは間違いありません。
世の中の経済ニュースが気になれば、自分自身の経済情報も気になるものでして…。
実際に私もそうだったのですが、投資を始めたことで自分自身の家計状況も気になりだすので、節約や家計簿を始めるといった好循環も生まれますよ!
投資を始めお金の知識がつき、仕事の理解や雑談に活かせました!
まだ新NISAを始めていない方向け|新NISAの始め方5ステップ
まだ新NISAを始めていない方のために、実際に新NISAを始めるための5つのステップをご紹介しますね。
ぜひ実践してみてください!
銀行の窓口ではなく、SBI証券や楽天証券などのネット証券がおすすめ
SBI証券なら三井住友系のカード、楽天証券なら楽天カード
最初はインデックスファンドでOK
初めは毎月の手取りの10%を目安に
簡単そうで一番難しい。資産増加のためにがんばろう!
1|ネット証券で新NISA口座を開設
新NISA口座の開設は、銀行などよりSBI証券や楽天証券などのネット証券が圧倒的におすすめです。
なぜなら、つみたて投資枠で買える商品数が、ネット証券の方が断然多いからです。
金融機関 | SBI証券 | 楽天証券 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 |
---|---|---|---|---|---|
つみたて投資枠対象商品数 | 248本 | 239本 | 14本 | 24本 | 4本 |
金融機関 | SBI証券 | 楽天証券 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 |
---|---|---|---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品数 | 248本 | 239本 | 14本 | 24本 | 4本 |
つみたて投資枠対象商品は、2024年10月24日時点で301本(参照:金融庁)ありますが、SBI証券や楽天証券などのネット証券ではかなりの数が買えます。
一方で大手銀行を見ると、非常に数が限られていますね。
銀行が選んだ商品だから少なくても質の良い商品ばかりだと思うかもしれませんが、低コストで人気の投資信託のeMAXIS Slimシリーズを買える銀行はあまり多くないです。
いろんな商品の中から、自分好みの低コスト商品を選べるネット証券を使うのがいい選択でしょう。
2|クレジットカード積立用のカード発行
ネット証券をおすすめするのは、選択できる投資商品の数だけが理由ではありません。
各社指定するクレジットカードを利用して積立投資をすると、ポイント還元を受けられることも大きな理由です。
SBI証券なら三井住友系のクレジットカードでVポイント、楽天証券なら楽天カードで楽天ポイントをもらうこともできちゃいます。
クレジットカードごとに条件は異なりますが、積立額の0.5〜3%のポイント還元となります。
仮に新NISAのつみたて投資枠で、月3万円のクレジットカード積立をした場合、毎月150〜900ポイントがもらえます。
投資をしているだけなのにポイントまでもらえる神制度なので、ぜひ利用しましょう。
こんな神制度、使わない手はありません。
3|投資商品の決定
新NISAで購入する投資商品は、つみたて投資枠でインデックスに連動する投資信託(インデックスファンド)がベターです。
インデックスファンドを1本買えば、何百社もの大企業の株価平均に低コストで投資ができるからです。
インデックスとは何?という方のために説明すると…
投資の世界でインデックスとは株価指数という意味です。
簡単に言うと有名な会社の株価の平均だと思ってください。
日経平均株価やS&P500などが有名ですね。
日経平均株価は日本を代表する225社の株価の平均、S&P500はアメリカを代表する500社の株価の平均です。
株価指数 (インデックス) | 日経平均株価 | S&P500 |
---|---|---|
投資対象 | 日本経済新聞社が選んだ日本を代表する企業225社 | 世界経済をリードするアメリカの大企業500社 |
株価指数 (インデックス) | 日経平均株価 | S&P500 |
---|---|---|
投資対象 | 日本経済新聞社が選んだ日本を代表する企業225社 | 世界経済をリードするアメリカの大企業500社 |
自分で何百社と選ばなくても、有名企業の株価平均に投資できるインデックスファンドを選ぶのがいいでしょう。
4|投資金額の決定
初めは毎月の手取りの10%を目安にしましょう。
投資のために生活費を無理に削ってしまうと、投資が嫌で辛いものになる恐れがあるからです。
最悪の場合、投資自体をやめてしまうかもしれません。
無理をした結果、投資自体をやめてしまっては元も子もありません。
一番重要なのは、生活に無理のない金額で長く続けることです。
投資金額は後から変更可能なので、余裕があれば20%に増やす、少しきつければ5%に減らすなど自分に合った投資金額を見つけていきましょう。
無理のない範囲で続けることが大事です。
焦りや無理は禁物です!
5|長期間売却せずに淡々と積み立てる
新NISA口座を開設して、積立用のクレジットカードを発行し、投資商品と投資金額を決めたら、いよいよ新NISAのスタートです。
新NISAがスタートしたらやることは1つです。
長期間売却せずに淡々と積み立てることです。
新NISAを始めたら株価が上がって喜ぶこともあれば、下がって不安になることもあるでしょう。
ただ歴史を振り返ると、株価が下がったとしてもいずれ回復し、長期的には右肩上がりになっています。
下の図を見てください。
投資大国アメリカの代表的な株価指数である、S&P500の長期間の株価の推移です。
ITバブル崩壊(2000年8月~2002年9月)やリーマンショック(2007年10月~2009年2月)の期間においては下落しているものの、最終的には回復しているのが分かると思います。
暴落が来たとしてもいずれ株価は回復すると知っておけば、慌てて売却することなく運用できますね。
複利の効果を最大限発揮するためにも、長期運用を心がけましょう!
新NISAで利用すべき!おすすめネット証券
まだ新NISA口座を開設していない方は、ネット証券がおすすめです。
なかでも、実際に私も利用しているSBI証券と楽天証券が特におすすめです。
2社の特徴やおすすめポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
どちらを選んでも間違いありません!
ネット証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 250件 | 240件 |
クレカ積立用 クレジットカード | 三井住友系カード | 楽天カード |
クレカ積立付与 ポイント | Vポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立 ポイント付与率 | 0.5~3.0% | 0.5~2.0% |
クレカ積立 設定可能額 | 100~100,000円 | 100~100,000円 (楽天キャッシュ利用で+50,000円) |
ネット証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 250件 | 240件 |
クレカ積立用 クレジットカード | 三井住友系カード | 楽天カード |
クレカ積立付与 ポイント | Vポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立 ポイント付与率 | 0.5~3.0% | 0.5~2.0% |
クレカ積立 設定可能額 | 100~100,000円 | 100~100,000円 (楽天キャッシュ利用で +50,000円) |
1|SBI証券
ネット証券会社 | SBI証券 | ||
---|---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 250件 | ||
クレカ積立用 クレジットカード | 三井住友カード Oliveフレキシブルペイ | ||
クレカ積立付与 ポイント | Vポイント | ||
クレカ積立 ポイント付与率 | (一部抜粋) | クレジットカード(クレカ積立額は除く) | 年間カード利用額ポイント | 付与率
•三井住友カード プラチナプリファード •Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% | |
300万円以上 | 2.0% | ||
300万円未満 | 1.0% | ||
•三井住友カード ゴールド(NL) •三井住友カード ゴールド •Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 100万円以上 | 1.0% | |
10万円以上 | 0.75% | ||
10万円未満 | 0% | ||
•三井住友カード •Oliveフレキシブルペイ | 10万円以上 | 0.5% | |
10万円未満 | 0% | ||
クレカ積立 設定可能額 | 月100~100,000円 |
ネット証券会社 | SBI証券 | ||
---|---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 250件 | ||
クレカ 積立用 クレジットカード | 三井住友カード Oliveフレキシブルペイ | ||
クレカ 積立付与 ポイント | Vポイント | ||
クレカ 積立 ポイント付与率 | (一部抜粋) | クレジットカード(クレカ積立除く) | 年間カード利用額ポイント 付与率 |
•三井住友カード プラチナプリファード •Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% | |
300万円以上 | 2.0% | ||
300万円未満 | 1.0% | ||
•三井住友カード ゴールド(NL) •三井住友カード ゴールド •Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 100万円以上 | 1.0% | |
10万円以上 | 0.75% | ||
10万円未満 | 0% | ||
•三井住友カード •Oliveフレキシブルペイ | 10万円以上 | 0.5% | |
10万円未満 | 0% | ||
クレカ 積立 設定 可能額 | 100~100,000円 |
SBI証券のおすすめポイント
①つみたて投資枠対象商品数No. 1
②ネット証券最大手
③Vポイントを効率的に貯められる
④カード利用額によってポイント付与率が上がる
⑤少額から積立投資を始められる
- ①つみたて投資枠対象商品No. 1
-
ネット証券で最多の250件から選べる
- ②ネット証券最大手
-
国内初の証券総合口座数1,300万口座達成(参照|SBI証券 国内初となる証券総合口座1,300万口座達成のお知らせ)
ネット証券最大手だから安心して始められる
- ③Vポイントを効率的に貯められる
-
クレカ積立月10万円分まで最大3%のVポイント付与
- ④カード利用額によってポイント付与率が上がる
-
年間カード利用額が上がるにつれてポイント付与率も上昇
- ⑤少額から積立投資を始められる
-
月100〜100,000円の範囲で積立投資ができる
2|楽天証券
ネット証券会社 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 240件 | ||
クレカ積立用 クレジットカード | 楽天カード | ||
クレカ積立付与 ポイント | 楽天ポイント | ||
クレカ積立 ポイント付与率 | クレジットカード | (信託報酬のうち販売会社が 受け取る手数料) | 代行手数料ポイント付与率 |
楽天ブラックカード | 条件なし | 2.0% | |
楽天プレミアムカード | 条件なし | 1.0% | |
楽天ゴールドカード | 年率0.4%以上 | 1.0% | |
年率0.4%未満 | 0.75% | ||
楽天カード | 年率0.4%以上 | 1.0% | |
年率0.4%未満 | 0.5% | ||
クレカ積立 設定可能額 | 月100~100,000円 | ||
楽天キャッシュ ポイント付与率 | 0.5% | ||
楽天キャッシュ積立 設定可能額 | 月100~50,000円 |
ネット証券会社 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
つみたて投資枠 対象商品 | 240件 | ||
クレカ 積立用 クレジットカード | 楽天カード | ||
クレカ 積立付与 ポイント | 楽天ポイント | ||
クレカ 積立 ポイント付与率 | クレジットカード | (信託報酬のうち販売会社が 受け取る手数料) | 代行手数料ポイント付与率 |
楽天ブラックカード | 条件なし | 2.0% | |
楽天プレミアムカード | 条件なし | 1.0% | |
楽天ゴールドカード | 年率0.4%以上 | 1.0% | |
年率0.4%未満 | 0.75% | ||
楽天カード | 年率0.4%以上 | 1.0% | |
年率0.4%未満 | 0.5% | ||
クレカ 積立 設定 可能額 | 100~100,000円 | ||
楽天キャッシュ ポイント付与率 | 0.5% | ||
楽天キャッシュ 積立設定可能額 | 100~50,000円 |
楽天証券のおすすめポイント
①SPU対象!楽天経済圏との相性がいい
②楽天ポイントを効率的に貯められる
③楽天キャッシュ利用で積立月15万円までポイント付与
④ホームページが見やすい
⑤少額から積立投資を始められる
- ①SPU対象!楽天経済圏との相性がいい
-
楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定し、楽天ポイントを1ポイント以上利用して
❶月に合計30,000円以上投資信託を積立で+0.5倍
❷月に合計30,000円以上米国株式を円貨決済で+0.5倍
❶❷の合計で、楽天市場でのお買い物が最大+1倍に上昇
- ②楽天ポイントを効率的に貯められる
-
クレカ積立月10万円分まで最大2%の楽天ポイント付与
- ③楽天キャッシュ利用で積立月15万円までポイント付与
-
楽天キャッシュ利用で+月5万円積立、0.5%ポイント付与
- ④ホームページが見やすい
-
管理画面が見やすく、売買操作が簡単・直感的にできる
- ⑤少額から積立投資を始められる
-
月100〜100,000円の範囲で積立投資ができる(楽天キャッシュ利用の場合は150,000円まで)
【Q&A】20代で新NISAを始める時の疑問点
まとめ:20代は今すぐ新NISAを始めよう
最後にご紹介した内容を整理します。
- 20代から新NISAを始めると、時間を味方につけられる
- 20代から新NISAを始めると、複利効果を最大限活かせる
- 20代から新NISAを始めると、お金の知識がついて世の中の流れがわかるようになる
本記事では、20代が新NISAを始めるべき理由について解説しました。
20代の人は、「投資なんて自分には関係ない」、「投資は怖いもの」と思っている人がほとんどだと思います。
実際に私も投資を始める前は同じ気持ちでした。
しかしお伝えしたとおり、20代から新NISAを始めることで、複利効果を最大限に活かすことができます。
さらには世の中の経済情報も分かるようになるので、良いことずくしです。
新NISAの口座開設もやってみると案外簡単にできます。
20代から新NISAを始めて、他の人と資産形成で差をつけていきましょう!
この記事を読み、20代のあなたが新NISAをを始めるきっかけになっていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。